ミシュランの選択(第9戦アメリカGP)
c0045442_2215474.jpg 北米2連戦の2週目であるアメリカGPが終わりました。レースはタイヤの耐久性の問題から、安全性を重視し、レース不参加を呼びかけた(正確に言うと、レースは成立したので不参加ではないのですが・・・)ミシュランユーザーの7チーム14台が、フォーメーションラップ終了後に全てピットに戻りリタイヤとなり、スタート時にはブリジストンユーザーの6台のみがレースを行うという極めて異常な状況で始まりました。観客からの激しいブーイングの中、結局フェラーリの2台が1-2フィニッシュとなり、ミハエル・シューマッハーが今季初勝利となりました。
 色々な見方があると思いますが、私が見るに、FIAは例外を認めず、ルールに忠実に従ってレースを進行させ、そしてミシュラン主導ではあったものの、最終的にはチームがリタイヤを選択した、と言うことになるのでしょう。ミシュラン側から、ノンチャンピオンシップのレースにして欲しいとか、コースにシケインを設置して欲しいとか、要望があったようですが、私にとっては瑕疵のあるタイヤを持ち込んで、それはないだろう、と言いたいところです。1タイヤメーカーの意見によって興行の根幹を揺るがされるような事があるとしたら、それは大問題だと思います。しかし、わざわざ金を払って、足を運んだ多くのファンにとっては、今回の件でとんだとばっちりを喰らいました。このようなレース(とも言えないものですが)を誰が見たいと言うのでしょうか。F1自体の総責任はFIAにあるのでしょうから、こうした事を2度と繰り返さないように、考えて欲しいと思います。

(画像は昨年のアルバートパークにて)
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by es-images | 2005-06-20 22:41 | F1 | Comments(0)
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